後編)球界に激震・・・元タイガース監督の星野仙一さん、死去

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こんにちは。今日の京都は雨が降っています。普段雨の日はあまり寒さを感じませんが、今日は寒いです(ちなみに、今年最初の雨)。

さて、前回の続きで、故・星野仙一さんの功績を書き記していきます。今回は現役引退後の監督業について、主にみていきます。

3-1.現役引退後、監督へ

1983年から4年間、野球解説者などを務めます。所属球団もなく、真っ新な状態で「外」からプロ野球をみつめました。

そして、1987年シーズンから自身が在籍していた中日ドラゴンズの監督を務めます。これが「闘将」と呼ばれた星野さんの監督としての始まりでした(就任自体は1986年のシーズンオフ)。

就任後、千葉ロッテマリーンズからトレードで落合博満を獲得(4対1のトレード)。さらに、ドラフトでは近藤真一(1986年ドラフト1位)・立浪和義(1987年ドラフト1位)・今中慎二(1988年ドラフト1位)など、後に球界を代表することになる選手を指名していきました。

就任1年目のシーズンはそれまで2年連続5位だったチームを2位に上げます。そして翌年の1988年、「恐竜打線」と呼ばれた強力打撃陣と若手投手陣(小野・小松の二本柱。しかし、完投数はチーム最下位と先発陣に難あり。今のタイガースに似ている様な…)を武器に、リーグ優勝を成し遂げました。

中日での監督生活は計11年(1992~1995年は夫人の病気療養のため退任中)。Aクラス8回、リーグ優勝2回を達成しました。

3-2.年を空けず阪神へ

2001年オフ、中日での5位という低迷の責任を取り退任(他の理由もあり)。

そのあと、タイガースが前監督・野村克也さんの推薦を受け・進言を受け、監督就任を打診します。星野さんは打診を受け、タイガースの新監督に就任しました。

就任後、中日監督時代にみせた大胆な補強を行います。オリックス・ブルーウェーブ(現:オリックス・バッファローズ)からジョージ・アリアス、FAで日本ハムから片岡篤史(現:阪神コーチ)を獲得しました。また、指導スタイルは「弱者を強者にする野球」。4年連続最下位のチームを「弱者」とし、「強者」にするという考えの中、指導・指揮を取りました。この考えを浸透させ、就任1年目のシーズンは4位に順位を上げ、上昇の兆しを見せます。

そして2002年オフ、FAで広島から金本知憲(現:阪神監督)を「強引」に勧誘して獲得。さらに、トレードで日本ハムから下柳剛を獲得するなど、前年より補強を活発化させます。

迎えた2003年シーズン。星野阪神は圧倒的な力を見せつけ18年ぶりのリーグ優勝を達成(優勝マジックは7月8日に点灯させる)。日本シリーズでは、福岡ダイエーホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)と戦います。惜しくも敗れてしまいますが、多くの虎ファンをわかせました。

阪神での監督生活は2年間という短い期間でしたが、18年ぶりのリーグ優勝を達成するという、素晴らしい実績を残しました。

3-3.東北へ

2003年、阪神での優勝後、勇退(病気が原因か?)。その後、野球解説者への復帰や、コメンテーターとして活動。

2008年には、北京五輪の代表監督として戦うなど、野球界に貢献します。

そして2010年オフ、宮城県仙台市に本拠を置く東北楽天ゴールデンイーグルスの監督に就任します。これが、自身3球団目の監督就任でした。中日やタイガース時代同様、就任後すぐ補強を行い、メジャー経験者の岩村明憲や松井稼頭央を獲得。しかし、この年(2011年)は5位という結果に終わりました。

翌年の2012年シーズンも主力(田中将大や嶋基宏など)の不調もあり、2年連続でのBクラスとなりました。

しかしこの年のオフ、メジャー選手として実績もある(超大物)、アンドリュー・ジョーンズやケーシー・マギー(現:読売ジャイアンツ)を獲得。さらに、ドラフトでは2位で現在イーグルスのエースとして君臨する則本昂大を指名します。

投打ともに補強し、遂に2013年、球団史上初のリーグ優勝を成し遂げました(優勝に大きく貢献したエース田中将大はこの年、24勝0敗という異次元の記録を残す)。その勢いのまま、日本一も達成しました。

楽天での監督生活は4年間(2014年シーズンは病気のため、途中で降板)。Aクラスは一度でしたが、その一度が球団初のリーグ優勝日本一という、球界の歴史に名を残す確かな功績でした。

4.総評

ここまで、2回に渡り、星野仙一さんの功績をみてきました。輝かしい実績を残されましたが、それは自身の病気との闘いの中で残されたものでした。星野さんが残されたものは次代に受け継がれていくでしょう(金本監督など)。

再度になりますが、ご冥福をお祈りします。

では、今日はこの辺りで。次回から星野さんも愛されたであろうタイガースについて書いていきます。

By for now!

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