こんにちは。
昨日のニュースに、中日がメジャーで活躍するイチローの獲得に向けて動いている、というのがありました。
古巣のオリックスも、復帰に向けて動いていると思うので、イチローの去就が注目されます(メジャー球団のジャイアンツが調査しているという記事もあり)。
さて、今回から、2018年シーズンに向けての記事をやろうと思います。
まずは、何をしようか悩みました。
今シーズンの戦力分析や予想オーダー、自身の考える今季の戦い方、など書きたい内容は多く、どれから書こうかと・・・
悩んだ末、「何をするにもまずはどういう選手がいるかまとめないと」と考え、最初に今シーズンに新たに加わった選手(2017年ドラフト、新外国人など)を含めた戦力分析をしようと思いました。
まずは、2017年ドラフト会議を経て、新たにタイガースに入団した7人(育成選手1人を含む)について、出身やアマチュア時代の成績などを書いていこうと思います。
1人目はドラフト1位、馬場皐輔です。
プロフィール
- 氏名:馬場 皐輔(ばば こうすけ)
- 出身:宮城
- 経歴:仙台育英高(宮城)ー仙台大
- ポジジョン:投手
- 投打:右投右打
- 身長・体重:180cm・90kg
- 生年月日:1995年5月18日
- 成績:(仙台大通算)32試合 投球回数167 2/3回 15勝6敗 奪三振数206 四死球56 自責点25 防御率1.34
- 特徴:変化球投手 タフ 奪三振〇
特徴・評価
ストレートの最速155km/hの速球を操る右投投手。変化球は縦に落ちるスライダーと120km/h台のフォーク、110km/h台のカーブの3つを主に使い、ストレートとのコンビネーションで打者を打ち取る(どちらかというと、変化球投手)。
タイガースはドラフト後のコメントで
「150km/hを超える力強いストレートがセールスポイントのパワーピッチャー。細かな請求を高めれば、一軍での活躍がおおいに期待の持てる、将来性の豊かな投手」
であると述べています。
まだまだ未完成で、将来性も高い楽しみな投手だということですね。
高校時代の活躍
高校野球ファンなら、彼の高校時代の活躍を知っているかもしれません。東北の名門・仙台育英高校で3年の時、春夏連続出場を経験しています。
春夏とも背番号「10」という、「控え投手」扱いでしたが、エース鈴木天斗(現・東北福祉大学、来期は宮城県仙台市の社会人チーム・七十七銀行に所属予定)を超える活躍をみせました。
特に夏の甲子園・浦和学院戦、先発鈴木が2 2/3回で8失点と崩れた後に登板。2点を失いますが、試合を立て直す好救援を披露。味方打線も馬場を助け、最後はサヨナラで勝利しました(スコアは11-10という乱打戦。なお相手先発は今年のドラフト候補・小島和哉)。
当時のチームには、
- 昨シーズン福岡ソフトバンクホークスで自身初の規定打席を達成し、リーグ優勝と日本一に貢献した上林誠知(当時は主にセンター)
- 高校時代からショートの名手として守備を牽引。卒業後は立教大学に進み、大学4年にチームのキャプテンとして春季リーグ(東京六大学野球リーグ)優勝を達成。ドラフトでは、馬場と同じくタイガースに3位指名を受けた熊谷敬宥
がいます。プロの舞台で互いに切磋琢磨してもらいたいですね。
課題(過度の期待はやめましょう)
ドラフト1位の大卒投手として、去年のDeNA・濱口遥大のような活躍を期待したいところですが、過度の期待は禁物です(近年、タイガースで一年目から活躍する大卒投手は岩崎くらい)。
去年の新人全体を見渡しても、濱口のようにケガなくプロの世界で通用した選手もいれば、ロッテの佐々木千隼や中日の柳裕也のようにケガやプロの舞台に適応できなかった選手もいます。
また彼は、ストレートの最速は155km/hと速いですが、通常は130km/h~140km/h前半と球速に幅があります。
まずは、ストレート平均球速140km/hを目指すべきだと、個人的に思います。
しかし、先に述べたように、ストレートが速く楽しみな投手です
まずは、春季キャンプを完走してもらいましょう。もちろん、ケガなく。
少し長くなりました。今日はこの辺りで
By for now!