こんにちは。
他球団では、春季キャンプの選手の1,2軍の振り分けが始まっています。タイガースはまだですが、そろそろ決まるでしょう。
金本監督になってから、若手を一軍キャンプにいかせることが多いです。
なので大卒新人を含めた若手選手は、今年も一軍スタートが濃厚でしょう。
今から楽しみですね。
さて引き続き、ドラフトで新たに加わった選手をピックアップしていきます。
今回は、ドラフト3位でタイガースから指名を受け、メディアでは「イケメン」と話題の熊谷敬宥内野手について述べていきます。
プロフィール
- 氏名:熊谷 敬宥(くまがい たかひろ)
- 出身:宮城
- 経歴:仙台育英高ー立教大学
- ポジジョン:内野手(主に遊撃手)
- 投打:右投右打(現在、両打に挑戦中)
- 身長・体重:173cm・70kg
- 生年月日:1995年11月10日
- 成績:(立教大通算)61試合 打数205 打率.220 安打数45 本塁打1 打点12 盗塁22
- 特徴:俊足巧打タイプ、守備範囲〇
評価
立教大学では守備のいい遊撃手として活躍した俊足巧打タイプの内野手(数字的には.220という低打率。巧打者とは言えない…?)。
3年の春季リーグ(東京六大学野球リーグ)から、主力・レギュラーとして出場します。
4年となってキャプテンにも選ばれ、春季リーグでは立大を18年ぶりとなる優勝に導いた立役者の一人です。
また、大学日本代表の正遊撃手として、国際大会にも出場した経験があります。
タイガースはドラフト指名後、
「目を見張る脚力と堅実な守備が持ち味。ベースランニングも上手く、盗塁の技術も持ち合わせている」
とし、守備と走力を絶賛しています。
高校時代の活躍
実は熊谷と前々回に記事にしたドラフト1位・馬場皐輔は仙台育英高校時代のチームメイトです。
また、馬場の記事で紹介した、高校3年の甲子園・浦和学院(埼玉)戦でサヨナラ打を放ったのが熊谷でした。
これは生で視聴していましたが、いやー上手く打ちましたね。真ん中高めのボールを引っ張って決めてくれました。
これをみると、バッティングは期待できそうなんですが・・・
特徴・課題
しかし、現実はなかなか厳しい。彼の課題はバッティング面です。
大学通算(これは全国大会や日本代表での記録は含まず)打率.220という低い数字。
彼の場合、長打を打つタイプでもないため(大学通算1本塁打)、課題克服は必須です。
この冬の自主トレから打撃面の改善の為、両打に挑戦していると聞きますが・・・正直、まだプロの試合にも出場していないルーキーにいきなり、両打指示を出すのはどうかと思います(去年、大和が成功したからかな)。
また、これは個人的にですが、送球が少し弱いかなという印象を受けました(動画に守備のシーンがあまりなかったので、気のせいかもしれないが…)。
ただ、守備範囲は広く、取ってからの送球モーションも素早いです。少なくとも昨シーズン遊撃手として出場が多かった糸原よりは動きがいいと思います。
以上から、レギュラーとして一年目から活躍は厳しいと思います。しかし、守備固めや代走(これはまだ判断できないが)での起用であれば、出場する機会はあるでしょう。
今回はドラフト3位の熊谷敬宥について述べてきました。
一年目はおそらく守備固めや代走での起用が多くなると思います。
守備位置が遊撃手ということもあり、今シーズンのレギュラー候補である北條・糸原・植田の良いライバルになれることを期待しています。
では、この辺りで
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