【経験談】Webデザイナーの面接で実際に聞かれたこと

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Webデザイナー
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こんにちは。フクロウです。

僕は6年半工場に勤務し、半年の職業訓練を経て現在Webデザイナーとして働いています。

この記事では、そんな全くの異業種&実務未経験からWebデザイナーとして転職した僕が、転職活動で苦労したこと、実際に面接で聞かれたことをご紹介します。

未経験からWebデザイナーを目指している方にぜひ参考にしてもらいたいです。

それでは一緒に見ていきましょ~~

コテンパンにやられたんだろう。

うーん、否定できないのが悲しい。

未経験からWebデザイナーへの転職活動を行った結果

まずは全くの未経験からWebデザイナーになるために行った転職活動の結果からご紹介します。

応募した求人の数…17社

書類選考を通った数…17社中5社

内定を貰えた数…1社

というわけで、17社に応募して内定は1社だけでした。

全て正社員での応募でしたが、やはり未経験というのは厳しいものです。

それでも1社勝ち取って、もうすぐ3年目になります。

ここからは、そんな転職活動の中で実際に聞かれた質問をいくつかご紹介します。

頑張ったんだね…

ほんと頑張ったよ…

ポートフォリオの制作時間

「このポートフォリオの作品はどれくらいの制作時間をかけましたか?」

これはポートフォリオを用意しておけば必ず聞かれると思います。

Webデザイナーはなるべく短い制作時間で結果の出る仕事を求められます。

未経験とはいえ、会社側からすればやはり気になるところですよね。

ここに関しては、嘘をついて早い時間を答えても意味がないので正直に答えましょう。

もし入社することになって

遅い!!話と違うじゃん!!

と思われて困るのは自分ですからね。

どうしても早めにしたければ、あまり盛りすぎない程度に答えましょう。(自己責任でお願いします!)

ポートフォリオについてはこちらの記事も参考にしてみてください!

独学でも大丈夫!未経験からWebデザイナーになるためのポートフォリオの作り方
未経験からWebデザイナーを目指している人必見!ポートフォリオってどうやって作ればいいんだろうと悩んでいる方へ、独学でも武器になるポートフォリオの作り方を解説しています。あなただけのポートフォリオを制作し、憧れのWebデザイナーになりましょう!

未経験からWebデザイナーを目指した志望動機

これはどんな面接も例外なく聞かれる質問ですよね。

未経験の場合は「なぜ仕事を辞めてまで未経験のWebデザイナーを目指すのか」ということを知りたいはずです。

しっかりと明確な理由がある人は、そのまま伝えて良いと思います。

しかし中には前職の仕事内容が嫌だったからという理由の人もいるでしょう。
僕もそうです。

そういう場合は前向きな内容に変換しましょう。

例えば

  • Webサイト制作について触れてみたら、思いのほか楽しくて仕事として挑戦したくなった。
  • 前職も手を抜かず一所懸命に取り組んできたが、それ以上に挑戦したい、取り組んでみたいと思えるものができた。

といった感じで、ポジティブに置き換えて答えてみると良いですよ。

かっこいいからです!!

分かるけど!!もう少し考えてみて!!

希望通りにはならないかもしれない

「あなたのやりたいことが出来ない可能性もありますが、それでも大丈夫ですか?」

これはちょっと意地悪な質問だなと思ったんですが、よくよく考えたら会社としては聞いておきたい内容ですよね。

とある面接で、僕はコーダー希望だったのでその旨を伝えたら

「いまデザイナーが足りてなくて、デザイン中心になるかもしれないけど、できますか?」

と聞かれました。

当然できませんとは言えませんから

できます!

と答えたんですが、本当は嫌だったのでそのあと歯切れが悪くなってしまい、2次面接まで行って落とされました。

これたぶんわりと聞かれることなので、どう答えるか準備しておいたほうがいいと思います。

ちなみに採用してもらったところにも似たようなことを聞かれたんですが、

もちろんやらせていただきます。デザイン、コーディング、両方とも積極的に携わって成長していきたいです。

的な感じで答えました。

実際いまデザインとコーディング、その他諸々幅広くできてます。

Webデザイナーになれるなら何だっていいかな。

言い方はさておき、その「なんでもやる」っていう姿勢は大事だね。

残業について

「昔よりは残業も減りましたが、それでも繁忙期は多少の残業が発生します。その辺は大丈夫ですか?」

これもできませんとは言えないですよね~

正直この質問には大丈夫です以外の答えがないと思います。

付け加えるとしたら

どの方法をとれば効率のいい仕事ができるのかを常に考え、少しでも残業を減らせるように頑張ります。

みたいな感じで前向きな言い方でいいと思います。

まあ残業はしたくないですよね。

Webデザイナー寄りの仕事はできないかもしれない

「Webデザイナーというよりは、プログラミング的な仕事が多いけど、大丈夫ですか?」

いや大丈夫じゃないですが?

でもこれは僕が悪いです。

もう焦りすぎてWebっぽい求人に応募したら、Webデザイナーではなくてどちらかと言うとPHPを使ったプログラミング系の募集だったみたいです。

そりゃ聞かれますよね。だってWebデザイナーとして求人出してないのにWebデザイナー志望のやつが来たらこいつ何か勘違いしてね?と思われて当然ですね。

ちなみに「やってみたいです。」と答えたら課題を渡されたんですが、帰宅後少し考えて

「やっぱり違うよなあ」

と判断してそれ以降の選考を辞退しました。

PHPとは
プログラミング言語のひとつで、Webサイト制作・開発に特化したものです。
主にWebサイト制作の動的な部分で使われます。
WordPressでも頻繁に目にするもので、一番有名な使われ方として例を挙げると、
ブログの記事一覧がこのPHPによって生成されています。

ちゃんと求人見なよ…

ぐうの音も出ねえです…

SEOについて

「SEOとか分かりますか?」

いやわっかんねーよ!!!!

っていう感じでした。

その会社は広告特化系の会社で、デザイン云々の前にまずは結果を求める社風でした。

そのためSEOについて問われたんですが、Web業界全くの未経験の僕には分かるはずもありませんでした。

「Webの検索において重要なものですよね…」

くらいのことしか答えられなかったんですが、面接官から詳しく教えていただきました。

この質問に関しては、知識よりも態度を見ていたんだと思います。

嫌がった表情を見せればSEOに関して意欲がないと思われますしね。

会社によっては聞かれる質問なので、余裕があればSEOについて少しでもかじっておいた方がいいかもです。

SEOとは

Search Engine Optimization の略で、要は「検索エンジンの最適化」という意味です。
Googleの検索において、検索からの流入や売上アップに繋げるためには欠かせないものです。
サイトの質を高めることでSEOは強化され、Googleから高評価を得ることができます。

美容系が中心だけど、大丈夫かどうか

「うちは美容系のクライアントが中心だけど、大丈夫?」

美容系のサイトやLPを中心に制作している会社だったんですが、そんなことは会社のサイトに書かれていなかったのでちょっと焦りました。(徹底した秘密主義の会社で、詳しい情報が載ってませんでした。)

あまり慣れていないので最初は難しいかもしれませんが、積極的に学んで得意分野にしていきたいです。

みたいな感じで答えたら印象は良かったです。

未経験だと、自信を持って得意だと言えないことが多々あるので苦労しますよね。

ここまで何度も言ってますが、基本的には前向きな回答を心掛けましょう。

正社員は厳しいけど、アルバイトとしてなら考える

「正社員はちょっと厳しいけど…アルバイトとしてなら考えますが、どうですか?」

これは2社くらいから言われました。

未経験だと面接中にこういう流れになることもあります。

正社員のつもりで面接に行ってるのでめちゃくちゃ凹みますが、僕はとりあえず「大丈夫です。頑張ります。」と答えてました。

ただ、その後面接に同席していた社員の方(面接官とは別の方)から

ポートフォリオとかしっかり作ってますし、このまま就活を続ければ正社員行けますよ。絶対そっちの方がいいですよ。

と言っていただき、迷いを消して正社員を目指すことができました。

もし「アルバイトとしてでも頑張りたい」と思える会社であれば、入社してみるのもありです。

しかし正社員の道を諦めきれないなら、辞退して粘り強く正社員を目指すことが大事だと僕は思います。

アルバイトは考えてないなあ。

うんうん、そういう気持ちが強いなら正社員に絞ってやっていこう!

面接時の逆質問

「何か質問はありませんか?」

面接の最後に、逆に質問されるのはもう当たり前ですよね。

僕が一貫して質問していたのは

「入社して最初に任される仕事はなんですか?」

という内容です。

実際気になるところですし、やる気も見せられますしね。

返ってきた答えとしては、だいたい「簡単なバナーを作ってもらったり、研修の期間ですね」っていう内容でした。

逆に聞きたいことって何を聞けばいいのか悩むところですが、やる気をアピールできるような質問をした方がいいと思います。

僕はこの面接に受かりますか?

面と向かってダメですって言われた時のダメージ凄そう

番外編1:面接後に会社から出された課題

1次面接を受けたあと、急遽課題を出されたことがありました。

どんな内容だったかを少しご紹介します。

雑誌紹介のLPのカンプ制作

デザインのスキルを見てみたいということで、雑誌の定期購読を促すLPのカンプを制作するよう課題を出されました。

素材はすべてメールで送られてきて、その情報を基にデザインするというものでした。

いろんなサイトやLPを参考にしつつ、自分なりに丁寧に作り上げて提出しました。

結果的に不採用でしたが、丁寧に作り上げている点は評価していただき、デザインの基礎を覚えればかなり良くなると言われました。

勉強になりましたし、この課題は良い経験でした。

PHPを使ったお問い合わせフォームの制作

前のところで言ってますが、僕が間違えて応募してしまった会社からの課題です。

PHPを使い、分からないところは自分で調べてお問い合わせフォームを制作するというものでした。

結果を言うと課題に取り掛かる直前で辞退したのでやっていません。

今思えば課題だけでもやっておけば視野が広がってたかなあと考えるところはあります。

余談ですが、WebデザイナーになってWordPressに触れると嫌でもPHPと遭遇します。

触ってれば多少は慣れるのであんまり心配しなくていいです。

番外編2:唯一採用を貰った会社から面接の時に言われたこと

「うちは残業ありません。」

「どんな髪型・髪色・服装で出社しても問題ありません。」

これは唯一採用を貰った会社、つまりいま僕が勤めているWeb制作会社の面接で言われたことです。

こんなこと言われたのはこの会社以外ありませんでした。

いい意味で緩いというか、結果さえ出せば自由にしていいよっていう社風の会社なのでとても楽しくできてます。

実際残業はないですし、どんな服装でも何も言われないです。

裸でもいいの?

考えたら分かるよね?

実務未経験での面接は辛いが、諦めてはいけない

未経験からWebデザイナーになりたくても、いざ面接に行くと心を折られることがあります。

そもそも面接にすら行けないことだってあるんです。

でも諦めずに続けていけば、必ず実を結びます。

僕はもう諦めかけていた時に採用を貰いました。

実務未経験でもWebデザイナーにはなれます。

不安に思っていること、分からないことがあればいつでもコメントをください。

一緒に頑張りましょう。

読んでくださってありがとうございました!

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