【体験談】未経験のWebデザイナーが、少人数のWeb制作会社で働くメリット

スポンサーリンク
Webデザイナー
スポンサーリンク

こんにちは。フクロウです。

いま未経験からWebデザイナーを目指して就職・転職活動を頑張っている方、

  • 「あれ…Web制作会社って少人数のところ多くない…?」
  • 「少人数の会社って大変そうだし嫌だな…」
  • 「いま少人数のWeb制作会社に応募しちゃってるけど、大丈夫なのかな…」

なんてことを思ったことありませんか?

そこでこの記事では、

Webデザイナーとして働き始めて2年経った筆者が、少人数のWeb制作会社で働くメリットをご紹介します。

実体験としてお話するので、いま悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

筆者が勤める会社の規模

まずは筆者が勤めている会社の規模についてお話しておきます。

従業員数は約10名で、うちディレクターが1人、デザイナー2人、コーダー2人、その他5人、といった内訳です。

Web制作、ECサイト(ネットショップ)運営を中心に仕事をしています。

会社の規模としてはかなり小規模ですが、手広くやっているのでそこそこ儲かっているみたいです。

さて、次から少人数の会社に勤めるメリットについてご紹介していきますね。

早い段階から仕事を任せてもらえる

Webデザイナー

少人数の制作会社では、早い段階から仕事を任せてもらえるので、未経験の方には良い経験になります。

というより、少人数の場合そうしないと会社が回っていかないんですよね。

入社した時は育成するために僕のような未経験者を採用したと聞いていましたが、研修期間というものは存在しませんでした。

入社して1ヶ月間はバナーを作ったり、ちょっとしたサイトの修正をしたりしていましたが、2ヶ月目辺りにサイトを一つ任されることになりました。

デザインは既に出来上がっていたので、コーディング、WordPressへの流し込み、サイトの公開までが僕の仕事でした。

その時の僕のスキルは

  • htmlとcssを使って簡単なレイアウトなら作れる
  • jQueryは意味わからないからコピペのみ
  • WordPressなんて触ったこともない
  • レスポンシブもまともにできない

というまあ酷いものでした。

そんなスキルでサイトを一つ任されるのは少人数の会社ならではなのかなと思います。

分からないところは山ほどあり、先輩に聞くこともできましたが、全部聞くわけにもいかないので大部分は自分で調べまくってなんとか進めていきました。

予定よりかなり時間がかかりましたが、サイトが出来上がる頃には知識もだいぶ増えていました。

特にWordPressに関しては、全く何の知識も無かったのでとても良い勉強になりました。

少人数だからこそ自分でなんとかしなきゃという気持ちが芽生え、調べては壁にぶつかってを繰り返し、それが成長に繋がっていくと思います。

いろいろな仕事を任される

職場

少人数の制作会社では、いろんな仕事を覚えていかないといけません。

僕の肩書きはコーダーですが、実際に行っている業務は、

  • コーディング
  • Webデザイン
  • 一部案件のディレクション
  • ECサイト(ネットショップ)のキャンペーン管理・バナー制作

など多岐にわたります。

もし誰かが休んでも、最低限カバーできるような体制になっています。

例えば僕がディレクション担当している定期案件では、もう一人のコーダーが忙しく手が回らない場合はディレクションからデザイン・コーディングまで僕一人で終わらせる必要があります。

大変ですが、めちゃくちゃ良い経験になります。

会社によっては、一つのことを完璧にこなすよりも、複数のことをそこそこにこなせる人材の方が重宝される場合もあります。

未経験からWeb制作会社に就職・転職するうえで

「絶対にデザインしかやりたくない」

「一日中コーディングをしていたい」

という人は、完全分業制のある程度大きな会社の方が向いてるかもしれません。

しかし「とにかく、まずはいろんな経験を積みたい」という人は、少人数の制作会社を選んでみてもいいかもしれません。

コミュニケーションが取りやすい

明るい職場

少人数の制作会社はコミュニケーションが取りやすいです。

まず社内が広くないので、その場から動かずに直接話ができます。

急ぎの案件や、確認したいことがある場合はレスポンスを待たなくていいのでスムーズに話が進みます。

また、僕はあまり集団に馴染むのが得意ではなかったので、多くの人と関係を築く必要がないのはメリットでした。

弊社の話ですが、良い意味で緩いのでストレスも無く円滑にコミュニケーションが取れています。

みんな本当に良い人ばかりで、前の職場では行きたくなかった飲み会も、今の職場では毎回楽しみにしています。(最近はコロナの関係で全く行けてませんが…)

Web制作会社で働きたいと思っているけど、コミュニケーションや人間関係に不安を抱いている方はたくさんいると思います。

「どんな人がいるのか」

「馴染みやすい職場なのか」

というのは大人数・少人数関係なく入ってみないと分からないことですが、社内ブログがある場合はしっかりチェックしてみると参考になると思いますよ。

Web制作会社を選ぶうえで重要なポイントは、この記事も参考にしてみてくださいね↓

【現役Webデザイナーが解説】ホワイトなWeb制作会社の選び方7選!
ホワイトなWeb制作会社の選び方を7つの項目に分けてご紹介します。現役Webデザイナーの筆者が転職活動中に実際に気を付けたポイントを書いています。未経験からWebデザイナーへの就職・転職を目指している方は、ブラック企業を避けるためにぜひ参考にしてください!

チームワークが高い

先程のいろいろな仕事を任されるでもお話していますが、少人数の制作会社では誰かが抜けてもいいように、常にカバーできる体制を整えておく必要があります。

これは単純に会社を回してくだけではなく、チームワークを高めるための重要なポイントでもあると思います。

誰かが休んでしまった場合でも代わりの人がカバーし全員で乗り越えて行くことで、自然とチームワークが高まり、会社としても成長していけます。

弊社も良いチームワークを持って仕事ができています。

「それ私やりますよ~」

「いま作業落ち着いてますし、代わりに俺やっときますよ」

といった感じで、コミュニケーションを取りつつしっかりとカバーし合っています。

頑張り次第ではステップアップが早い

少人数のWeb制作会社だと、年功序列というよりも実力主義という考え方が多いように思います。

実力主義というと堅苦しいですが、要は「頑張っている人には他よりも高く評価するよ」ということですね。

弊社の現場では、一番年下の女性がリーダーとして活躍しています。

僕も未経験からWeb業界に入ってまだ2年ですが、コーディングのリーダーを担当することになりました。

給与も大きく上げてもらい、モチベーションもめちゃくちゃ上がりました。

大きな会社では回ってくるまでに時間がかかるような肩書きも、少人数だと早い段階から任せてもらえる可能性があります。

大変なこともありますが、その分やりがいは大きいです。

少人数のWeb制作会社で働くことが向いている人

最後に、未経験の方が少人数のWeb制作会社で働くことが向いているを簡単にまとめてみます。

  • 未経験なので、Web制作・デザイン関係のいろんな仕事をやってみたい
  • 大きな会社での人間関係が苦手
  • 早い段階からステップアップしていきたい

こういった方は少人数のWeb制作会社だと良い経験が積めると思います。

実際に経験した僕が思う、少人数のWeb制作会社で働く一番のメリットは、

いろんな仕事を任せてもらえる点です。

というか、できないとやっていけないです。

大変そうに感じるかもしれませんが、やっていく内に覚えますし、しっかりこなせるようになります。

いま未経験からWebデザイナーを目指している方は、少人数のWeb制作会社で働いてみることも検討してみてはいかがでしょうか。

きっと大きく成長できると思いますよ。

ありがとうございました!

コメント

  1. ハル より:

    はじめまして!
    フクロウさんのブログ見させて頂きました!
    僕は今WEBデザインの仕事がしたくて勉強しています。
    質問なのですがwebデザイナーに学歴などは関係ないのでしょうか?
    また、デザイナーに転職するにあたって何かアドバイスがあればお願いします!

    • フクロウフクロウ より:

      はじめまして。
      ブログ読んでくださってありがとうございます。
      コメント頂けて本当に嬉しいです。

      >学歴について
      僕の経験談になりますが、学歴は関係ないと思います。
      ハルさんがどんな経歴をお持ちなのかは存じ上げませんが、Webデザイナーを目指すうえでは気にしなくて大丈夫ですよ。
      僕なんて高卒ですからね。
      大事なのは、学歴よりもWebデザインのスキルと実績です。

      >アドバイス
      いまどれくらい勉強されているのかによって変わってきますが、未経験からの転職であればとにかくポートフォリオが大事な武器になります。
      凝ったものが難しくても、丁寧に分かりやすく作ることを心掛けると印象は良いと思います。手抜きが一番ダメです。
      それから、Webデザイナーの仕事は基本的にデザインとコーダーの2つに分かれますが、出来れば両方やりたいという姿勢で臨んだ方が良いです。
      その方が道は広いですし、会社としても助かりますからね。
      あとは仮に就活がうまくいかなくても自暴自棄にならないように気をつけてください。
      僕はそれで危うく目に見えたブラック会社に入るところだったので。冷静に諦めない気持ちが大切です。
      とは言えスムーズに就職が決まるに越したことは無いので、ハルさんの転職活動が上手くいくことを祈っています。

      アドバイスになったかどうか分かりませんが、ハルさんが先へ進んで行くためのきっかけになれば幸いです。
      分からないこと・不安なことがあればいつでも聞いてください。

タイトルとURLをコピーしました